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『次世代へのバトン』

 全国の小児医療の現場で働く皆様、これから活躍しようと思っている皆様
 第32回日本外来小児科学会年次集会は、横浜市で開催することになりました。横浜市での開催というと、2012年、現理事長の横田俊一郎先生を会長に、私が事務局を担当して、多くの仲間たちとともに、今でもわくわくするような楽しさいっぱいの年次集会を企画させていただいたことを思い出します。
 それから11年が経過し、私たちも年齢を重ねてきましたが、再び横浜で開催させていただけることになりました。もちろん新しい世代の仲間たちも一緒です。
 ところで、本学会は30年の歴史を刻んで参りました。私も自分のクリニックを開院して30年以上になります。私を含め、多くの会員や職場のスタッフは、本学会、特に年次集会に参加するたびに何かを得て、育てていただいたという感謝の気持ちを抱いています。
 30年の間に、外来小児科の医療は大きく変化してきました。古い常識や習慣では診療がなりたたなくなってきています。本学会は会員の皆さんの努力で、いつでもその先端を走ってきました。
 30年というと、一世代という区切りでしょうか。
 そのような思いから、今回のメインテーマは『次世代へのバトン』として、自分たちが得たもの、そして次世代に伝えたいものを、思い出に残るような演出とともに表現してみたいと考えました。
 自由な雰囲気で発表、提言ができる一般演題、参加者全員が発言し議論に加わるワークショップ、中華街での楽しい懇親会はもちろん企画しています。
 ぜひ、2023年9月、横浜にいらしてください。お待ちしています。

 
山本 淳 Atsushi Yamamoto 星川小児クリニック院長

<おまけ>『シロクマさんとわたし』

今回の年次集会のマスコットキャラクターに、私が好きなシロクマさんを使わせていただきました。
実は、私が好きな・・・は本当なんですが、私の娘がなぜかイラストというとシロクマさんが大好きで、小さい頃からよくシロクマさんの絵を描いていました。
ある日、「こんなのできたよ」と見せてくれたデザインは、親馬鹿ですが、秀逸で、小児科をイメージしているのでしょうか、親クマと子グマがかわいくセットになっていました。
私のクリニックでも時々シロクマさんの絵をいろんな飾りに使っていますが、今回の年次集会で使えたらうれしいなと思って、実行委員の皆さんにも相談してマスコットにさせていただきました。
シロクマって本当はちょっとどう猛な動物らしいですね。でも、暖かくて、包み込むようで、やっぱり可愛い。とても気に入っています。デザイン料経費節約もありますが(笑)
皆さんかわいがってくださいね。



シロクマ宇宙飛行士より