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■9月9日(土)12:00~13:00
■9月10日(日)11:40~12:40
● 〈LS-1〉HPV ワクチンの接種率向上に向けて私たちが取り組むべきこと
▷日時:9月9日(土)12:00-13:00(提供:MSD株式会社)
▷会場:G401+G402
司会:山本 淳(星川小児クリニック)
演者:石和田 稔彦(千葉大学)
- 4月より9価HPVワクチンが定期接種・キャッチアップ接種の対象となりました。また15歳未満における2回接種の用法が追加となりました。一方で、昨年4月より積極的接種勧奨が再開となったものの、昨年度の接種率は勧奨差し控え前の状態には程遠いものでした。 今後のHPVワクチンの接種率の向上のためには、医療従事者、特にワクチンのプロフェッショナルである小児科医・メディカルスタッフからの声掛けや勧奨が重要です。 本セミナーではHPVワクチンのこれまでとこれからについて、また具体的な声掛け方法やそのタイミングなど、明日からの臨床においてお役立ていただける話題をご講演いただく予定です。
● 〈LS-2〉「おたふくかぜワクチンはなぜ任意接種のままなのか?:コロナの経験から予防接種を考える」
▷日時:9月9日(土) 12:00-13:00(提供:武田薬品工業株式会社)
▷会場:G303
司会:菅谷 明則(すがやこどもクリニック)
演者:田中 敏博(静岡厚生病院)
- 日本において任意接種の「おたふくかぜワクチン」は、現在多くの自治体、医療機関で接種されています。おたふくかぜの疾患とワクチンについて皆さんと一緒に考えられればと思います。宜しくお願いいたします。
● 〈LS-3〉予防接種の間違い防止のためにクリニックで出来ること
▷日時:9月9日(土)12:00-13:00(提供:田辺三菱製薬株式会社)
▷会場:G301+G302
司会:佐藤 和人(上大岡こどもクリニック)
演者:崎山 弘(崎山小児科)
- 近年、予防接種における各種制度変更により、新たな定期接種の導入や接種スケジュールの変更等が行われています。特に接種するワクチンの種類や回数の多い乳幼児期の予防接種においては、間違い防止のため様々な注意が必要となります。
本セミナーでは、予防接種の間違い防止のためにクリニックで出来る対策や工夫について、崎山小児科 崎山弘先生に、具体例を交えて分かりやすくご紹介頂く予定です。
● 〈LS-4〉新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ
▷日時:9月9日(土) 12:00-13:00(提供:デンカ株式会社)
▷会場:G304
司会:藤森 誠(藤森小児科)
演者:時田 章史(クリニックばんびぃに)
- 新型コロナウイルスは国内では2020年1月15日に初めて感染が確認されました。新型コロナウイルスによる流行が始まった2019/20シーズンのインフルエンザによる累積の推計受診者数は約728.5万人、2020/21シーズンは約1.4万人、2021/22シーズンは約0.3万人と顕著に減少しましたが、2022/23シーズンは約385万人(第14週現在)と増加しました。新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの予防、検査、診断及び治療について豊富なご経験をもとにお話しいただく予定です。
● 〈LS-5〉忘れていませんか?結核のこと ~日本の結核罹患状況から総合的に小児結核を考える~
▷日時:9月9日(土) 12:00-13:00(提供:日本ビーシージー製造株式会社)
▷会場:G403
司会:横田 俊一郎(横田小児科医院)
演者:徳永 修(国立病院機構南京都病院)
- かつて亡国病と恐れられた結核も2021年の罹患率が9.2となり、日本もようやく結核低蔓延国の仲間入りをしました。それでもまだ、年間1万人以上の結核患者が新たに発生しています。ただ、その多くは高齢者であり、小児の結核に限れば近年では年間50人程度です。日常診療で小児結核に遭遇することはまれですが「忘れてはいけない感染症」です。徳永先生には日本の現状を踏まえた小児結核の考え方についてご講演いただきます。
● 〈LS-6〉これからはじめる How to 発達診療 ~健診から外来まで~
▷日時:9月9日(土) 12:00-13:00(提供:ノーベルファーマ株式会社/株式会社メディパルホールディングス)
▷会場: メインホール(G3+G4)
司会:田中 秀朋(あかちゃんとこどものクリニック)
演者:是松 聖悟(埼玉医科大学)
- 情緒課題を抱えたこどもが増える中、乳幼児健診や一般外来でも子育ての相談を受けることが増えていると思われる。「専門でないから…」との思いで負担に感じる場合も少なくないかもしれない。
しかし、こどもと家族に寄り添うことができる小児科医こそ、本質的には適任のはず。乳幼児期からこどもと家族を支えるための、私なりの工夫と経験をご紹介する。
● 〈LS-7〉国内におけるvaccine hesitancy(忌避,躊躇)の特徴
▷日時:9月9日(土) 12:00-13:00(提供:モデルナ・ジャパン株式会社)
▷会場:G404
司会:藤岡 雅司(ふじおか小児科)
演者:勝田 友博(聖マリアンナ医科大学)
- 予防接種・ワクチン接種の基本的な考え方は「防げる疾病は予防すること」ではないでしょうか。一人でも多くのお子様を感染や重症化から守るため、本セミナーでは小児期におけるワクチン接種の重要性についてご講演をいただきます。 また小児期におけるワクチン接種を考えるうえで「ワクチン忌避」(vaccine hesitancy)は世界中で大きな問題となっています。とりわけ日本におけるvaccine hesitancyはなぜ起こっているのか、そしてどうすればこの問題の克服に近づけるのか。そのために重要な役割を果たす”かかりつけ医療機関”に勤務する医師やスタッフの方々が、この問題について理解を深めていただく時間になりますと幸いです。
● 〈LS-8〉小児肺炎球菌感染症の課題-これからのワクチンの役割
▷日時:9月10日(日) 11:40~12:40(提供:MSD株式会社)
▷会場:G401+G402
司会:藤岡 雅司(ふじおか小児科)
演者:黒木 春郎(こどもとおとなのクリニック パウルーム)
- 肺炎球菌結合型ワクチンの登場および小児定期接種ワクチンとして導入後、小児における肺炎球菌感染症の疫学は変化しました。この度10年ぶりの新規肺炎球菌ワクチン「バクニュバンス🄬」に小児への適応が拡大したことを機に、小児における肺炎球菌感染症の現状と新規肺炎球菌ワクチン(PCV)への期待についてご講演いただく予定です。
● 〈LS-9〉百日咳対策を考える
▷日時:9月10日(日) 11:40~12:40(提供:極東製薬工業株式会社)
▷会場:G303
司会:吉原 重美(獨協医科大学)
演者:岡田 賢司(福岡看護大学)
- 2018年より全数届出対象となりました百日咳は、百日咳菌による感染症で乳幼児が感染すると重篤な症状を呈することが知られています。2022年度に改訂されました「小児呼吸器感染症診療ガイドライン2022」の内容も踏まえ、検査・診断・治療さらにワクチン接種の最新情報について、百日咳研究の第一人者であります福岡看護大学/福岡歯科大学医科歯科総合病院予防接種センターの岡田賢司先生にご講演いただく予定です。
● 〈LS-10〉わが国の小児に対するワクチンの筋肉内注射
▷日時:9月10日(日) 11:40~12:40 (提供:Meiji Seika ファルマ株式会社/KMバイオロジクス株式会社)
▷会場:G304
司会:田中 敏博(静岡厚生病院)
演者:中野 貴司(川崎医科大学)
- 国内での乳幼児へのワクチン接種は、ほとんどが皮下注射で行われますが、世界的には多くの不活化ワクチンは筋肉内注射が標準的な接種方法です。 新型コロナワクチンの登場により、筋肉内注射に関する知識が広まり、標準化に向けた流れが期待されます。 今後必要となる筋注についての知識や技術に関する啓発活動や、医療者や保護者の受容に向けた課題と展望について検討したいと思います。
● 〈LS-11〉向き癖から位置的頭蓋変形へ
▷日時:9月10日(日) 11:40~12:40(提供:ジャパンメディカルカンパニー)
▷会場:メインホール(G3+G4)
司会:西巻 滋(0歳からの頭のかたちクリニック 横浜市立大学)
演者:草川 功(0歳からの頭のかたちクリニック 聖路加国際病院)
- 我が国の小児科学の教科書の中には、新生児・小児科領域の頭蓋変形に関しては、頭蓋骨早期癒合症や頭蓋顔面奇形の記述はあるものの、位置性頭蓋変形についての記述はない。一方、小児科医の世界的gold standardであるNelson textbook of Pediatricsには、この位置性頭蓋変形に関して明確に疾患として記載されている。そして、数多くの論文も公開されているが、残念ながら、我が国の小児科領域では、単なる向き癖としての概念から抜けだせず、論文発表はおろか、学会発表もほとんどない。しかし、近年、位置性頭蓋変形に対す認識は、大きく変わってきている。今回は、こういった医療関係者のみならず、患者ご家族の認識の変化について、そして、その対応の変化について述べる。
● 〈LS-12〉多項目遺伝子検査が教えてくれたwith コロナの時代のライノウイルスの重要性
▷日時:9月10日(日) 11:40~12:40(提供:ビオメリュー・ジャパン株式会社)
▷会場:G403
司会:牟田 広実(いいづかこども診療所)
演者:成相 昭吉(松江赤十字病院 横浜市立大学 )
- 2020年10月から2年間、COVID-19以外の入院小児にFilmArray呼吸器パネルを用いて調査を行いました。ライノウイルス(RV)は通年で5か月齢以上の下気道炎例の1/2から検出されました。今年初め、易感冒児は乳児期早期のRV感染が契機になること、ο株とRVの同時感染下気道炎は重症化することが明らかにされました。 クリニックでもRVを含む迅速多項目遺伝子検査を使える時代になりました。その有用性についてご理解いただく一助となれば幸いです。
● 〈LS-13〉コ・メディカルに知ってもらいたいワクチンのはなし -医学・統計学を超えて-
▷日時:9月10日(日) 11:40~12:40(提供:ファイザー株式会社)
▷会場:G301+G302
司会:田中 秀朋(あかちゃんとこどものクリニック)
演者:笠井 正志(兵庫県立こども病院)
- 予防接種において高い接種率を確保することは重要なテーマとされます。肺炎球菌結合型ワクチンの接種率が90数%である日本の小児では、IPDの疫学的変化がもたらされ、この変化は高接種率を維持することによって継続可能とされます。一方、新型コロナウイルスワクチンの小児への接種率はなかなか上昇せず、本来守られるべき児が感染症のリスクにさらされ続けているという現状があります。本セミナーでは適切な情報に基づく医療者からの働きかけの一助としていただくため、「わかりやすいワクチンのはなし」を取り上げます。
● 〈LS-14〉クリニックや地域からみたインフルエンザ (迅速抗原検査の性能、薬剤耐性、流行状況等の検討)
▷日時:9月10日(日) 11:40~12:40(提供:富士フイルムメディカル株式会社)
▷会場:G404
司会:横田 俊一郎(横田小児科医院)
演者:市川 正孝(市川こどもクリニック)
- 昨シーズンは行動制限が緩和される中でインフルエンザは約3年ぶりの流行が見られました。本セミナーではインフルエンザの地域での流行状況、薬剤耐性、迅速診断キットの性能などについて多様な検証データや臨床での豊富な知見を交えてお話していただく予定です。